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平安郷だより 創刊号 (2025)

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和の聖地 平安郷の建設

地球上から争いが無くなるために 明主様から託された和の聖地平安郷建設


 
    • 大弥勒御尊から放たれた光
    • 令和3年11月7日 みろく塔仮奉安式にて 信徒撮影

 
①昨年6月6日、大彌勒御尊様御奉斎30周年記念祭が斎行されました。その半年前の1月、ひとりの信徒が、「ここを建設奉仕隊で整備しましょう!」と奥竹林で声をあげました。それから奉仕隊の日程が組まれ、数年放置され荒れていた竹林は皆さまのご奉仕の誠心により見事に整備され、記念祭には多くの方が楽しまれました。

②明主様が火・水・土の三聖地のうち、火・水の箱根、熱海はご自身でご造営になられましたが、土の聖地の京都だけは場所をお示しになられご自身では造営なされませんでした。 31年前、私たちは「土の聖地平安郷は現界の型であり現界の地上天国の型は信徒の手によって造れということ。信徒の手に残された御用」と受け止めました。そして三代教主様は「平安郷建設は土の神業の要、基本理念は伊都能売の和」とご教導くださり、和の聖地として平安郷建設に大きく旗を振られ、一気に造苑が進みました。
 いま、世界は大きく変わろうとしています。様々な問題や課題が顕れています。明主様は和の聖地平安郷の建設を信徒の私たちに託され、その建設は世界情勢を鑑みると、たいへん急がれているように感じます。
 令和五六七の七の年、七は成る、そして土の働きの意味があります。明主様のみ教えに学び、ご一緒に明主様にお使いいただき、平安郷建設にまい進いたしましょう。そして今年は、まず平安郷に美術館を作るのですという明主様の御心を受け、信徒の皆さまと一緒に具体的な美術館建設の計画を考えてまいりたいと思います。

平安郷申込書の変更

 信徒の皆さまから奉仕申込書の種類が多く複雑で分かりづらいという声があり、この度、新たな申込書に変更いたします。今までは個人と団体また奉仕内容によって複数の申込書が混在していましたが、新たな申込書は日帰りと宿泊の二種類で、申し込み区分や内容を選択して頂くようになります。詳しくは各拠点にお問い合わせ下さい。

食事の提供について

 今までは作業奉仕者を対象としていましたが、これからは少人数でのご参拝の方々へもお食事の提供をさせて頂きます。なお志納金を納めて頂いています。ご希望の方は奉仕申込書で一週間前までにご提出ください。ただし厨房稼働できない日は提供できません。その場合、実費を頂戴し市販弁当の手配をすることは可能です。

様々なご奉仕者の受入

 今までは庭苑作業奉仕を目的とした受入でしたが、その枠を超えて信徒の希望があれば、出来ることはさせて頂きたいと考えています。例えば宿泊を伴う浄霊の奉仕や聖地に身をおいての清掃奉仕(みたまみがき)などです。拠点から事務センターを通してご相談ください。全てご希望に添えるかわかりませんが、可能な限り受け入れをさせて頂けるよう検討させて頂きます。

平安郷建設奉仕隊の募集(今後の予定)

今春より、二泊三日の奉仕隊を募集いたします。「ひと、花、みどりが共存し合い、信徒・未信徒問わず多くの方に楽しんで頂ける聖地づくり」を願い実施いたします。作業内容は「山林や竹林の手入れ整備」「苔庭の手入れと育成」「木竹工芸」「野草づくり」などです。ご希望の方は、拠点から事務センターを通してお申込みください。また一泊二日や、日帰り奉仕をご希望の方もご相談ください。

    •   4月 11日 12日 13日
    •   5月 16日 17日 18日
    •   6月 20日 21日 22日
    •   7月 11日 12日 13日
    •   9月 26日 27日 28日
    • 10月    3日   4日    5日
    • 11月  21日  22日  23日
    • 12月  19日  20日  21日

平安郷修養会の募集(今後の予定)

 5月より年6回の予定で、一泊二日の平安郷修養会を行います。平安郷庭苑や建造物の学び、お茶を楽しみ、そして明主様とのご面会を通して神様中心の信仰をご一緒に学びましょう。ご希望の方は、拠点から事務センターを通してお申込みください。

    • 第一回    5月20日 21日
    • 第二回    6月28日 29日
    • 第三回    7月   8日   9日
    • 第四回    9月16日 17日
    • 第五回  10月18日 19日
    • 第六回  11月 11日 12日

春の一般公開受入奉仕者募集

 3月26日~30日、4月3日~5日の8日間、桜の開花時期に合わせ「春の一般特別公開」を行います。平安郷はこの一般公開の受入奉仕を募集いたします。
 一般公開の目的は、平安郷の庭苑に足を運んで頂き、明主様が願われる「心魂を浄められ、魂にも潤いを生じ、活き活きと仕事ができ、自然と道義心も向上する」ということを体感して頂きたいと思います。対象は未信徒の方々で、事前に明主様の願いを伝え、ご予約し、玉串を納められる方々です。信徒の皆さま方、そして先達の方々が誠を込めて建設した和の聖地、平安郷庭苑を通して、多くの方々へ救いが広がるお手伝いを一緒にさせて頂きましょう。

明主様へご報告されたみなさまの声

  • ずっと念願だった一泊奉仕だったのでとても嬉しくありがたかったです。(Y・М 鳥取) 
  • 毎月平安郷ご奉仕をさせて頂いて丸一年。沢山の出会い、信仰の話しで毎回学ばせて頂いています(N・H愛知) 
  • 日常の忙しさを忘れ、聖地でゆっくりと過ごさせて頂く事が出来ました。お食事もとっても美味しかったです。(N・S大阪) 
  • 朝、春秋庵のそばに虹が出ていて、明主様がお喜びになっているような、素晴らしい思いにならせて頂きました。(Y・K愛知) 
  • 一般公開の受入をさせて頂き、一般の方から「本当に素晴らしお庭ですね」と言われた時は、寒さも忘れる程心が暖かくなる思いでした。(S・F滋賀) 
  • 平安郷へ行かせて頂くと、非日常で、大自然の中で四季を感じ、小鳥のさえずり、土の香り、風の音を聞き、心が無になり洗われます。心がリセットされ、明日への活力となります。今では生活の一部になっています。何より地上天国建設のお手伝いをさせて頂いているという喜びを実感しています。(H・М福井)

コバちゃんのひとりごと

 本教で「梅」と言えば、尾形光琳の「紅白梅図屏風」を思い浮かべる方が多いと思います。平安郷には、「リアル紅白梅図屏風」があるのをお気づきでしょうか。 ご存じの方もいると思いますが、それは庭園の中参道の中の茶屋付近から観る梅林の風景です。この辺りは 二〇〇五年の第一期造営工事の折、三代教主様のご指示によって、竹林から梅園に計画変更いたしました。但し、この風景に出会うためにはコツがあります。参道から中門を入り楠風荘の右に行かず、そのまま真っ直ぐに向かい左手の小さな橋を渡り、小道を行くのです。

小道から広い三叉路に出たとき、春秋庵に向かった景色はまさに「リアル紅白梅図屏風」です。梅の見頃は二月下旬から三月上旬と少し遅めの開花となります。